アオリ強化月間？なのだが

昼間のアオリ釣りにとって鬼門の満月まわり

今日のアオリは厳しいだろうな…ということで

ここ最近大物が回ってきたという青物勝負でいきますか。

アオリは青物が釣れなかったときの保険として

アジの弾は１人１０００円(１４発)ほど積み込んでいざ北上。

例年、この時期は南下して大島沖の１２０mラインを狙うのだが

なぜかビッグベイトは今伊島の近くにいるようだ。

水深が７０mほどの浅場？なので釣りやすい。

釣れているブリは９０cm前後

中には１４号の仕掛けをブチ切っていく大物もいるようだが

ベイトの付きがすこぶる悪いようなので

今日はこの３種類の仕掛けを使い分ける予定。

メインは一番右のサビキ

幹１２号枝１４号の間隔を長くとった４本枝逆付けサビキ　

フラッシャー・素針・緑タフロープ・ワームといろいろミックス

材料費は市販品の1/3以下の２００円程度。

ベイトが掛からなかったら細いサビキ(１３０円)でサバ・アジを釣っておいて

上から落とす作戦。

胴突き１本針仕掛けも１４号

親子サルカンは絡むことが多いので回転ビーズ仕様。

清和丸の親父さん

釣行時に毎回状況を教えていただき感謝感謝です。

２回目の流しでベイトが掛かって底まで落とすと即ヒット

しかし…

途中ですっぽ抜け(>_<)

それにしてもデカいベイトやな～

サバもマルアジも３５～４０cmくらいある。

２回目のアタリはしっかりものにして

お久しブリです。

さぁこれからバンバン釣りまくるぞーと思ったが

ベイトが全く掛からなくなった。

魚探にはびっしりと映っているようだが

かすりもしない。

ならば

作戦その１　細いサビキでベイトを釣ろう！

しかし細いサビキにしても全く相手にされない。

やはりバッタもんサビキではダメか…

何回も何回も流して

ようやく貴重なサバとマルアジを１匹ずつキャッチ。

ビッグベイトを上から付けて落とせば１００％ヒットするはず。

サバ１匹がブリに化け

マルアジ１匹もブリに化ける。

そしてまたベイトすら掛からない状態が延々と続く。

おまけにリールのレベルワインダーが壊れタックルチェンジ。

相変わらずベイトが掛からない。

ここはビッグベイトに付いているブリなので

アオリ用の小アジを付けて落としてもヒットしない。

ならば

作戦その２

死んだサバを針に掛けて落とすという裏技。

死んで硬直したサバに命を吹き込み海底付近で躍らせていると

ヒット！

「エサは死んだサバだよ～」と教えてあげると

同乗者も同じく死にサバ作戦でブリゲット。

ちょっとしたコツはあるが

死んだサバでも釣れるのでクーラーボックスで保管しておこう。

相変わらずベイトが全然付かない。

ならば

作戦　その３

小アジを付けてブリを釣ろう。

普通に小アジ付けて落としているようでは

現在海底で追いかけているベイトと大きさが違い過ぎるので

めったなことではヒットまで持ち込めない。

ここでもちょっとした裏技。

隣のS君が釣り上げたサバを付けて落とし込むのと同じペースで

小アジを付けた仕掛けを下ろす。

サバを落とした仕掛けは着底と同時にブリヒット。

しばらく底で抵抗しているブリの周りには

なんだなんだってお腹を空かせたブリが集まってきている？はず。

ジギングなんかでよくあるように誰か一人が魚を掛けて暴れると

一気に活性が上がって一斉にみんなに同時ヒットするってやつ。

そのどさくさに紛れて本来は食い付いてこない小アジを食わすという作戦。

他力本願作戦で小アジをブリにチェンジ。

同じやり方でもう一本。

アオリ用に買った小アジが最後に役にたった。

その後小アジだけでやってみるもやはり食ってこなかった。

そんなこんなで

１５時沖上がり。

真冬にしては朝から防寒着を脱がないといけないほど温かく

一日ほぼ凪といい日に当たったもんだ。

この海域は風が吹くと釣りにならないポイントだけに超ラッキーだった。

今日の魚はモノが大きいだけに

みなさんすっぽ抜けやラインブレイク多発でくやしい思いをされたようで

ドラグ調整は慎重に…

今日はサビキで１匹　

サバやマルアジを付けて上から落とした一本枝仕掛けで３匹

死んだサバで１匹

小アジで２匹

ベイトが掛かった回数は一日トータルで１０回にも満たなかった。

最終的には６人で２０本ほど。

ブリが多すぎて海中でベイトが逃げ惑い

ベイト反応の濃いレンジを通してもほとんど掛からなかった。

しかし掛かれば(上からベイト付けて落とせば)１００％ヒットするという

釣りにくい一日であったがあの手この手でブリを引きずだすことに成功。

本日の釣果　ブリ　～９３cm　７匹